今回は飲食店に限らず経営するにあたって必要不可欠な内容でお伝えしていきます。
ちょっと長くなりますが非常に重要な事をお伝えしますので最後まで読んでいただけたらと思います。
学ぶだだけでは何も変わらない。
実践出来る人だけが成功出来るという内容です。
私自身も日々学び続けています。学ぶ分野にもよりますが、学んだ内容で大事だと思った事は必ず実践しています。
なぜなら学ぶだけでは実際に何も変わらないからです。
野球の打ち方を学んでも実際ボールを打つことは出来ないと同じです。
例えは天才と言われているイチロー選手からバッティングを学ぶとします。
まずありえないですが直接指導してもらえたと仮定します。
スタンス幅と足の置き方を学び、グリップの高さとバットの角度を調整。
ピッチャーの投げたボールをよく見て打つ。
学んだだけでは絶対にイチロー選手みたいにすぐ打つことは不可能です。
ではどうやったらイチロー選手みたいに打てるようになるのか?
それは学んだ事をしっかり頭に叩きこんで日々練習、実践する事によって徐々に打てるようになる。
もちろんイチロー選手みたいな神的な打率までは出せないかもしれませんが、その人の努力次第で少なからず1割、2割、と徐々に打てるようになります。
話戻りますが、学んだ事を完璧にしかも正確に出来る必要はありません。
しかも学んだ事を全て行う必要もありません。
なぜなら居酒屋経営を含めた飲食店経営はお店のコンセプトやターゲット、客層、地域によって行い方が変わってきます。
最初にお伝えした、大事な事、自分には合っているやり方と思った所は実践する。
成功する方法は恐らくこの記事を定期的に読んでいる方や聞いている方はもう既に分かっているはずです。
例えを出すならテストの答えが分かっているのに解答用紙に書かないと同じく実践しないのはもったいないです。
なので今回は学ぶだけでは何も変わらない。
実践出来る人だけが成功出来る理由と実際に成果を出す方法についてもう少し細かくお伝えしていきます。
目次
大半の人は学んで何もしない
この世の中にはそもそも学ぶ事をしない人がいます。
そういう方はたまたま運が良く成功出来たかもしれませんが、残念ながら学ぶ事をしない人で成功し続ける人はいません。
少なからずこの記事を読んだり聞いたりしないと思います。
よってこの記事を読んだり聞いたりしている人は次の段階、学んだはいいが何もしない人、もしくは学んで実践する人に分かれます。
学んだはいいが何もしない人、これも残念ながらたまたま運が良く成功するかもしれませんが、成功し続ける事は出来ません。
こんなことを言うのもなんですが、この記事を読んでいる方で少なからず当てはまってしまう人がいます。
学んで満足して何もしない、もしくは学んで自分には出来ないと思って何もしない人、批判する人。
私も実際にそういう時期がありましたし、今でも学んで満足という事があるのでそうならないように気を付けています。
学んだはいいが何もしない人、そうなってしまう理由はこれからお伝えします。
恐らくこの記事を読んだり音声で聞くと疲れると思います。
疲れてしまい、ちょっと休憩でネットサーフィンしたり、YouTubeで聞いている人は違う楽しいチャンネルを見てしまう。
そうするといつの間にか時間が経っていつもやっている業務に戻る。
他には仕事終わりの夜に学んでいる人だったらそのまま疲れて寝てしまい、次の日にはほとんど忘れている。
ここで1つ重要な事をお伝えしますが、人はやろうと思っていた事が出来なかった、立てた目標を達成出来なかったらほとんどの人は自己嫌悪に陥ってしまいます。
これはどんどん成長していきたい、成功したいと思っている人ほど陥りやすいです。
実際私も自己嫌悪に陥ります。
そうならない為にはセルフコンパッション(日本語で自分を受け入れる事)を高める必要があります。
セルフコンパッション
セルフコンパッションが低いとこうなります。
簡単に説明しますが、新しい事を学ぶ→行動、実践→失敗した…自分はなんてダメな人間なんだ…落ち込む→新しい事に挑戦しなくなる。
逆にセルフコンパッションが高いと、新しい事を学ぶ→行動、実践→失敗した…でも失敗を1つ見つける事によって成功に1歩近づいた(自分を認める、受け入れる)→新しい事にまた挑戦→学ぶに戻る、となります。
よってセルフコンパッションが高いと極端ですが成功するまで行い続ける事が出来ます。
セルフコンパッションが下がると自己嫌悪に陥る、行動したくないとなり、いつまで経っても成功しない。そして諦めてしまう。
最初の話に戻りますが学んでも何もしない人に自然と陥ってしまうという事です。
先ほどもお伝えしましたが学んでいる人にはほとんどこの状態に陥ります。
よってまずはセルフコンパッション、自分を受け入れる事、そういうメンタル作りが必要になってきます。
そういうメンタルの作り方については話が長くなるので次回以降にお伝えしていきます。
セルフコンパッションを高める事が出来たら次やるべき事は学びすぎないという事です。
学びすぎない
学んだその時は”よし、やってみよう!!”と思ったり、やる気に満ちている事があると思います。
しかし次の日になるといつの間にか学んだ事すら忘れている。
何とか覚えていても”今は忙しいから、また時間ある時にやろう…”と先延ばしにしてしまっている。
一度先延ばしにしてしまったら再度学んだ事を確認しない限りもう2度と学んだ事を行う事はまずないと思います。
さらに時間が経つとその内容すら忘れてしまう。よって学んだ事はほとんど忘れている。
そしてまたいつものような学ぶ前と同じ思考、考え方になってしまい、いつまでたっても今の状況から変わらない。自己嫌悪、セルフコンパッションが下がる。
以前の私がそうでした。
もちろん今の状況から変わりたくないと思っている方は全く問題ないと思いますが、少なからず今この記事を読んでいる方や聞いている方は、成果を出したい為に貴重な時間を使って学んでいると思います。
そこで大事な事をお伝えしますが先ほどお伝えした学びすぎないという事です。
学んだ時間と同じ時間を実際にやってみるという方法です。
例えばこの記事を10分で読んだり聞いたとします。その後、すぐに10分実践するのです。
学んだ後、時間を空けずに即実践する。
なので1日30分学びの時間を取っている方でしたら15分学び、15分は実践に切り替える。
もちろん、60分間この記事を読んだり聞いた場合は60分間実践する方法もありますが、その方法はあまりお勧めしません。
そもそも飲食業で働いている人は日々忙しいと思います。
60分学んで、60分実践出来る時間を取れる人はあまりいないと思います。
なので先ほどお伝えした10分位で読んだり、聞いたりして10分やってみる。
これだったら忙しい人でも何とか行う事が出来ると思います。
10分も学ぶ時間がないと言うのでしたら仕込みや掃除をしながら聞き流し、10分間は実践、アウトプットするでもよいです。
ビジネス書が好きな方は分かると思いますが、インプット(学び)したらアウトプット(実践)です。
人はインプットしただけでは記憶に残らない。アウトプットする時に記憶に残りやすいと言われています。
教わった事をそのまま人に教えると定着しやすいと言われている事と同じく、アウトプットする事が非常に重要です。
なので貴重な学んだ時間を無駄にしない為にも少なからず学んだ時間と同じ時間、そのまま実際に行って下さい。
学んだ時間と同じ時間行う事によって必ずお店や考え方が変わってきます。
成長という達成感を味わう事が出来て少なからずこれからももっと学び実践しようとなります。
そして徐々に仕事の成果も出てきて、目標が達成、成功出来たとなります。
先ほどの話に戻りますが、成果を出す為に学んでいるはずなので実際にやらないのはもったいないです。
やってみて意味がなかったとしても、意味がないという事を1つ学べたという事で必ず成果があります。
なので学ぶ時間を減らす、学びすぎずちょっと学んで即実践をしていただけたらと思います。
学んだ事はほとんど忘れてしまっている
人は残念ながら過去の事をほとんど覚えていないです。
例外で衝撃的な事は覚えています。
他には部分的な所は覚えていますし、一生覚えている内容もあります。
例えば3日前の昼間、何を食べたか思い出すとほとんどの人が覚えていないと答えます。
話戻りまして、私が今まで100個以上の記事、ノウハウをお伝えしていますが、正直全てのお店に当てはまるとは思っていませんし、実際はお店のコンセプトやターゲットによってやるべき順番が変わってきます。
最終的に飲食店や居酒屋経営するにあたっては基本的な事がほとんど。
すべての方に当てはまるような内容でお伝えしています。
それでもお店のコンセプトやターゲット、場所によって正しい戦略、やるべき順番や優先順位が変わってきます。
高単価の店と低単価のお店ではサービスの仕方や優先順位が大きく変わります。
例えば牛丼チェーンでは1秒でも早く美味しく安く提供する事に価値があるのですが、高単価のお店、例えばフレンチでは美味しいのはもちろん、その空間やサービスの仕方も変わってきます。
高級フレンチで料理がどんどん出てくるのはちょっとと思いますが、低単価の居酒屋だったら料理をどんどん出して、食べてお酒を飲んでもらい帰ってもらう。
利益を高めるには回転率を上げる必要があります。
私が今までお伝えしている内容は個人居酒屋経営、個人飲食店の開業を考えている人に発信しています。
もちろん個人飲食店でも高単価のお店もありますし、低単価のお店もあります。
そのお店のコンセプトや戦略、ターゲットによって行う事は変わってきます。
なので今まで100以上お伝えした内容で自分のお店に合っている、必要と感じた所からまずはやってみる。やってみないと学んだ意味がありません。
今まで何度もお伝えしていますが人は学んだだけでは実際に成果を出せる事はありません。
最初にお伝えした野球の打ち方を学んでもすぐに打てる、実際に出来る事はまずありえません。
見て学んで、実際にやってみて少しずつ出来るようになっていく感じです。
インプットしたら必ずアウトプットが必要という事を聞いた事がある方がほとんどだと思いますが、学んだ事を頭に入れて、実行する事によって学び、成果に繋がります。
以上長くなりましたが今回は学ぶだだけでは何も変わらない。大事だと思った事は行うべきという事でお伝えしました。
まとめ
学んでいない人は、今は成功出来ても今後生き残る、成功し続ける事は出来ない。
学んでいる人は自然とセルフコンパッション(自分を受け入れる事)が下がってしまうから上げる必要がある。
学びの時間と実際にやってみる時間を同じにする事によってモチベーションを高め続ける事が出来る、セルフコンパッションを調整出来る。
コンセプトや戦略によってやるべき順番が大きく変わる、やるべき順番が異なってはなかなか成果がでない。
コメントを残す