飲食店にとってインフルエンサーは即効性のある集客方法

今回はインフルエンサーは即効性のある集客方法という事でお伝えしていきます。

インフルエンサーで宣伝してもらうなんてヤラセと思われてちょっと嫌だと思うかもしれませんが、実際に流行っているお店は必ずインフルエンサーを含めたバズる戦略を活用しています。

例えば、インフルエンサーの方にお店の情報を発信してもらいます。

インフルエンサーにも影響力の差、レベルがあるので情報を発信してもらってもほとんどお客様が来ないという事もあります。

それでもインフルエンサーを活用する事によって大きな集客、雑誌やテレビに繋がっていく方法があります。

その理由や戦略について次からもう少し細かくお伝えしていきます。

インフルエンサー→雑誌取材→テレビ取材

そもそもインフルエンサーとは色々な定義がありますが、フォロワー数が1万人以上いる方をインフルエンサーと呼ばれています。

少し人数が減って数千人~1万人以内がナノインフルエンサーと言われています。

よってインフルエンサーやナノインフルエンサーにお店の情報、例えば”ここにいいお店があるよ””凄く美味しいお店がある”と伝えてもらうのです。

もちろん今の時代はもっと分かりやすく見た方が反応するような言葉を使っています。

 

そこで1つ気を付けるべき事は事実とは異なる情報です。

例えば料理の写真をアップされているが実際の量とは異なる量を盛っているなど。

そうなる理由として沢山の人に見てもらう為に”盛る”という言葉がありますがその時だけ意図的に料理も盛る。

例えば大盛から揚げ500円で10個なのに撮影用に15個以上盛る。

その行為が沢山の人に見られる可能性が高まる。

よって集客に繋がるからついついやってしまうという感じです。

なのであまり度が過ぎたやり方だと逆にお店の信用性やインフルエンサーの信用性にも影響しますので気を付けるべきです。

 

話戻りまして、インフルエンサーがお店の情報を発信したとします。

そこでたまたま雑誌取材を記事にしている人の目に留まりました。

そして実際に雑誌取材者がお店に電話で”取材をしたいのですが”と連絡が来る。

たまに有料という事もあるのでその時は費用対効果が高いと思った場合は支払う事も考えてもいいかもしれませんが、私は有料と聞いた取材は全て断っています。

 

私の経験上、雑誌やテレビ取材でお店側にお金を負担する事は今まで一度もありませんでした。

無料という事で実際に雑誌取材の方がお店に来て雑誌に取り上げるメニューの確認や営業時間や定休日の確認。最後に料理や店内の写真撮影です。

取材後、1~2か月後に雑誌に載る感じです。

これも私の経験ですが雑誌もそこまで目に見える程お客様は増えた感じはしませんでした。

もちろん載る雑誌によって効果に差が出ます。

 

そして今度はその雑誌をたまたまテレビ局の人が見ていました。その方がテレビ取材をしたいと思いにお店に連絡。

テレビ局の人は常に何か面白い、視聴率が取れそうなネタはないか探しています。

そのネタにたまたまマッチしてテレビ局の人が”テレビ取材をしたい”とお店に連絡。

インフルエンサーは数分。雑誌取材は数時間で終わる事が多いですが、テレビ取材に関しては何日も打ち合わせをして、流れも決めて1日かけて撮影する事があります。

もちろん放送される時間や規模によって変わります。

 

私のお店だと約4分前後の放送でも打ち合わせも数か月前からスタート。1日かけて撮影していました。

なので当初はテレビ撮影は面倒、大変だと思っていました。

しかし効果は相当あります。

放送後、すぐにお店に電話が鳴りっぱなし。先ほどお伝えした規模や放送時間や時間帯によって大きく異なります。

 

放送されたら翌日はお客様が殺到し、売上が2倍以上になる事はよくありました。

これは実際、私のお店であった事ですが、一度取材が入るとどんどん取材が入ってきます。

取材と同時にインフルエンサーがお店に食べに来て情報発信。さらに一般のSNSをやっている人もどんどん発信。

もちろんその間にまた雑誌の取材も入ります。

テレビも1度出たらまた次のテレビ取材。多い時で毎月放送されている感じでした。

売上はどんどん伸びて取材前より3倍、4倍と伸びていきました。

 

最初の話に戻りますが、きっかけはインフルエンサーです。

なのでまずは身近なインフルエンサーやマイクロインフルエンサーの方を呼んでお店を宣伝してもらう事をお勧めします。

もちろんフォロワー数がそこまで大くない人でも1人から2人→4人→8人→16人と2次関数的にどんどん知れ渡る可能性もあります。

私が実際にSNSを使って情報発信が大事と伝えている理由に今回の内容にも当てはまります。

そうは言ってもやみくもに呼んだり情報発信してもらうより、戦略的に行った方が効果が出ます。

では実際にインフルエンサーを使った少しでも効果が出る方法についてもう少し細かくお伝えしていきます。

グルメインフルエンサー

著名人は別でインフルエンサーは基本的に決まった情報を発信している方が多いです。

私たちは集客の為の発信なので、グルメに興味がある人に見てもらって実際に来店してほしいと思います。

なので普段からグルメ情報を発信しているインフルエンサーには自然とグルメ情報に興味がある人が見ている、よってフォローしている方が多いです。

なので影響力、フォロワー数が多いのも大事ですがグルメ情報を発信している方、グルメインフルエンサーに発信してもらうとより効果が出る。

興味を持ってお店に来店してくれる確率も高まるという事です。

 

そうは言ってもグルメインフルエンサーもなかなか情報発信してくれないと思います。

情報発信してくれないと考えるのではなく、情報発信したいと思うお店にする必要があります。

情報発信したいと思うお店とはまず1つ目にその情報を見て驚きがある事です。

2つ目に見た方が喜ぶような情報を発信する事です。

次からもう少し細かくお伝えしていきます。

①その情報を見て驚きがある事

コストパフォーマンスが良いお店です。

例えば1000円のランチで新鮮な海鮮丼が大盛になっているお店。

私自身、飲食店経営して12年目で今でも経営していますが、例えばランチメニューでお得なお店の方が拡散されやすいです。

先ほどお伝えしたインフルエンサーから雑誌取材。効果絶大のテレビ取材はすべてランチメニューの取材でした。

この値段でこの量だったり、こだわりの食材をふんだんに使用している。誰が見てもお得、コスパが良いという情報だとインフルエンサーの方も情報発信してくれやすいですし、こちらがお願いしなくても自然とその情報を発信してくれます。

インフルエンサーの人たちもフォロワーを増やしたい、よってフォロワーが喜ぶ情報を発信したいと考えています。

②見た方が喜ぶような情報を発信

先ほどお伝えした1つ目近い内容ですが、見た方が喜ぶような情報を発信し続ける事です。お店専用のインスタやツイッターをやっているお店が多いかと思いますが、見る人の事を考えず有益な情報ではない場合はいつまで経ってもフォロワー数が増えないですし、スルーされてしまいます。有益な情報やお得な情報を発信し続ければ少しずつですが必ず増えていきます。

最近は大手チェーン店でもリツイートしたら抽選で100名様に食事券プレゼントがあるという方法も拡散させる1つの方法です。

拡散されたいのでしたら発信する事によってお得や見た方が喜ぶような有益な情報である事が必要です。

以上参考にしていただけたらと思います。

これは今までお伝えしてきてた飲食店を継続するために必要な差別化と大きく重なる所があります。他のお店よりお得と分かるお店は今後、繁盛、継続する為には必要な事です。

誰も知らないお店

そうは言っても私たち、個人の小さなお店なんて誰も知らないから発信しても無駄と思う方もいると思います。

しかし誰も知らない=価値があるという事で発信してくれる人もいます。

特に集客に困っているお店だったら誰も知らない可能性があるので逆にチャンスと考える事も出来ます。

 

例えば有益な情報、お得なお店をSNSで見たとします。

しかし見た方が既に知っている情報だったらその人にとっては価値がない、よって拡散されずらいです。

もちろん誰も知らないお店だからそもそも興味がない、スルーされてしまう可能性もあります。

どの飲食店もはじめは無名からスタートします。

なので誰も知らない情報は価値がある。

よって無名なお店でも戦略的に考えれば拡散される可能性があると思っていたらと思います。

以上、今回はインフルエンサーは即効性のある集客方法という事でお伝えしました。

まとめ

インフルエンサーから雑誌取材やテレビ取材に繋がる事は多い。

お店のコンセプトやターゲットがしっかり決まっている事によって雑誌やテレビに取り上げられる可能性が更に高まる。

飲食業界は今後も飽和状態なので必ず差別化が必要。

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