今回は手荒れについてお伝えしていきます。
居酒屋に飲みに行くとたまに手が凄く荒れている方を見かけると思います。
私自身、手荒れが酷くて料理人を辞めるきっかけにもなりました。
食材触るだけでも手がヒリヒリ。
荒れた手でカニなどエビを触ると寒気がする位痒くなる。
そしてかいてはいけないと分かっていてもかいてしまう。
起きている時は何とか我慢出来るが寝ている時は無意識でかいてしまってる。
朝起きたら手が血だらけだった事もありました。
寝ている時にかいているので睡眠の質も悪くなります。
さずがに限界だったので料理人を諦め、手の治療に専念して何とか治りました。
飲食業を離れて1ヵ月。やっぱり飲食業が好きなので再度飲食業に戻りました。
もう2度と手荒れで悩みたくないと思ったので今では食器やグラスを洗う場合は必ずゴム手袋を使用しています。
漂白剤を使ったダスターはもちろん素手で触らずゴム手袋を使って濯いでいます。
ちなみに今まで手荒れに強い人でも急に荒れる事がありますし、状態にもよりますが一度酷く荒れると完全に治るまで3週間掛かると言われています。
手荒れは2次関数のグラフのように1度悪化すると、どんどん荒れていきます。
なので荒れる前に対策する事が非常に重要です。
私の経験を含めて手荒れを防ぐ方法、対策について3つお伝えしていきます。
目次
自分に合うハンドクリームを毎日使う
ハンドクリームにも種類があります。
無香料、無着色、無鉤物油、アルコールフリー、尿素、ステロイド剤、など物によって相性や今の状態に合う物があります。
よって手の状態が良いときに尿素入りやステロイド剤の物を使ってはいけません。
どうしても1番効果がある物を選びたい、知りたいと思いがちですが人それぞれ状態が変わってくるのでこれが一番いいと言えません。
なので私の経験を含めて注意すべき所を簡単ですがお伝えしていきます。
成分を調べ、手の状態によって使い分ける
今の時代、ネットですぐに成分を調べれるので購入前に調べてもいいですし、お店の薬剤師の方に相談するのも良いです。
ポイントとして手の状態によって使い分ける事が重要です。
手の調子が良い時は手を保湿、ケア用のハンドクリームを使用。
手の調子が悪い時は尿素やステロイド剤が入っている物を使用する事があるかと思いますが、尿素やステロイド剤については副作用があるので使用頻度には気をつけましょう。
使った事がある方は分かると思いますが、その日や次の日は状態が良くなります。
「よし、治った‼」と思いがちですが実は治っていません。
治っていないので、数日経つとまた荒れてくる。私がそうでした。
皮膚科の先生も言いますが手が荒れたら水や食材に極力触れないで治療に専念する事が一番早く治ります。
決して尿素やステロイドが悪いわけではないのですが一番手荒れを悪化させる原因として手が治ったと勘違いして今まで通り水仕事をしてしまうのがどんどん荒れてしまう原因です。
そしてまた荒れてきて尿素やステロイドを使用。結果いつまでたっても治らない状態になってしまいます。
さらに尿素やステロイド剤は副作用で皮膚の皮が薄くなる=手が弱くなると言われていて、実際に私もどんどん悪化してしまい、当時は本当に悩みました。
なので、尿素やステロイド剤を使う場合は期間を限定して、治す事に専念する方法をお勧めします。
荒れる前の対策と荒れた後の対策
先ほどもお伝えしましたが荒れる前の対策は自分に合うハンドクリームを毎日ケアの為に使う事です。
これだけで大分手荒れになる事を防げます。
その為にも自分に合うハンドクリームを探す必要があります。
是非いろいろ試して自分に合う物を使っていきましょう。
そんな毎回買って試してもし合わなかったらそのハンドクリームが無駄、もったいないと思う方には、お店にあるテスターを利用しましょう。
やり方としてまずは成分を確認をする。
その使った商品を覚えておく、写真撮影可能のお店でしたら撮り、手に塗る。
その日は他のハンドクリームは塗らないようにしましょう。
どのハンドクリームが合うか分からなくなってしまうためです。
そこでこれが一番自分に合うと感じれば、購入し1日数回こまめに使いましょう。
ちなみに私のお勧めハンドクリームはハウス オブ ローゼです。
手荒れしない対策は手荒れしていない状態でもこまめにハンドクリームを使う事です。
残念ながら手荒れした後のハンドクリームではケアに追いつかないです。
私たち飲食店や居酒屋で働くとほぼ必ず水に触れて乾燥して荒れる。
荒れてしまってもう治らないと諦めたり、ケアをしないといつまで経っても治りません。
一番確実に早く治す方法は医者の方も言っていますが水仕事をしなければ状態はよくなっていきます。
しかし居酒屋を経営していると休んでもいられない。
なので荒れる前、手の状態が良い時でもこまめにハンドクリームを使う事が手荒れを防ぐ一番の対策方法です。
一度手荒れが酷くなってしまい、病院に行ってもステロイドが入っている薬を貰える位です。
いつも通り仕事で水や食材に触れてしまうと治る可能性は低いです。
私自身、ちょっとでも手荒れが始まってきたら必ずゴム手袋を使って料理をします。
よくテレビなどで見る手術用の医者が使っているゴム手袋を使えば調理にはそこまで支障が出ないと思います。
あとはオーバーかもしれませんがお風呂に入る時もゴム手袋使用。
寝る前はもちろんハンドクリームを塗って絹の手袋つけて寝る。
先ほどもお伝えしましたが手荒れは2次関数のように良い状態を保てば荒れる事を大幅に防げます。
手が荒れにくい方も今後年齢を重ねたりすると急に荒れたりしますので是非日ごろのケアをしっかりして荒れないようにしていただけたらと思います。
まとめ
飲食業や居酒屋で働いている人は毎日自分に合ったハンドクリームを使う。
それでも悪化してしまったら、尿素やステロイドを一時的に使用する方法もある。
尿素やステロイドを使用して手が治ったと勘違いしてはいけない。
悪化した手荒れは完全に治るまで約3週間掛かる。
手荒れが発生してきたと思ったらゴム手袋などを使用して極力手に負担をかけないようにする。
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