飲食店をはじめる時に家賃や保証金が安いので2Fの店舗を選んだ。
しかし入口がわかりづらく新規のお客様がなかなか来てくれない。
どうしても2F店舗や地下はお店が見えないや特に地下の場合は怖いというイメージで通りかかった新規のお客様を獲得しづらいです。
私も地下のお店を経営した時に新規のお客様が入りにくいと痛感しました。
1分間にお店の前を通る人が200人位いたのでこれだったら大丈夫と思い契約。ちなみに家賃が1Fの半分の値段でした。
しかし思っていた以上にお客様が来てくれなく苦戦。
話戻りますが今の時代、ネットを使えば2Fや地下のお店でも集客しやすくなりました。
勘違いしている方がいるかもしれませんが見てもらっても”行ってみたい”や”予約してみたい”と見た方が思うお店作りにしないと売上には繋がりません。
物を買う時に、100万人の方に見てもらったが、良い商品ではない為誰も購入しないと同じです。
今回は、場所が悪くても集客する方法。
通りかかった人はまずお店に気付かない。
ここはあえて完全予約制のお店を経営。
完全予約制のメリット・デメリットをお伝えしていきます。
完全予約制なのでイベントやオフ会でお店を利用してもらう事も有効なのでその戦略もお伝えしていきます。
目次
お店のコンセプトを決める
場所があまりよくない2等地や3等地、地下や2F店舗は家賃が安い為、食材原価をかけてコストパフォーマンスの良いお店にする必要があります。
駅から近いお店と遠いお店があって料理の味は同じでボリュームも同じ、コストパフォーマンスが変わらなかったら駅から近いお店を利用するはずです。
よって遠くてもこのお店だったら行く価値があるというお店にする必要があります。
その為に料理をこだわる必要があります。
例えば「産地直送の野菜しか使っていない」や「朝どれ鮮魚を直送してもらっている」など。
料理で差別化以外でも接客の方法で差別化出来ます。
「このお店に行けば元気がもらえる」や「落ちつけてれるお店」など。
カウンターに座れば悩みの相談が受けれるというお店だったりその店主の個性を活かす接客にする必要があります。
1.ツイッターやインスタグラムやフェイスブックページで情報を発信する
先ほどのコンセプトを決めたら後はお店の宣伝しましょう。
2等地や3等地、地下や2F店舗は宣伝しないとお客様は来てくれないと思う気持ちで営業して下さい。
もしお店の前を通るお客様を取り入れる戦略にする場合はお店の看板やお店に入ってみたいという動線を作る必要があります。
よって飲食コンサルタントに高いお金を支払ってアドバイスをもらったり看板などの追加。
そもそもお店の前を通る人が少ないのにお店の前を通る人を取り込む戦略はお勧めしません。一等地でお店の前を通る人が多い場合は有効です。
なので2等地や3等地ではお店の内容で勝負してお客様が満足。口コミが広がる戦略をお勧めします。
2.ホットペッパーや有料広告について
質問者の方が10席位の小さなお店という事なので前回の記事でもお伝えしましたが有料広告は小さなお店より大きなお店の方が有利です。
前回の内容に追加ですがホットペッパーや有料広告、広告を出したからといってお客様が来るとは限りません。
まずはホットペッパーや有料広告を打っている飲食店のお店の規模やターゲット、業態を広告代理店に相談してみましょう。相談するのは無料です。
広告代理店には今までのデータがあるので今営業しているお店に合っているか?
広告を打つ価値があるお店なのか?費用対効果はどうなのか?と確認しましょう。
広告を打ったら見てくれる方が沢山います。
広告を見てる方がどのお店に行こうか決めます。
同じ広告を打っている店舗より魅力が無いと来店や予約までたどり着きません。
広告を打って見てもらい来店して売上が上がらないとやる意味がないですよね?
同じ事を繰り返しますが広告を打てば見てくれる方は沢山います。
見てくれた方→”予約してみたい”や”行ってみたい”と思わせるお店作りにする必要があります。
なのでまずはホットペッパーや有料広告の広告代理店に話を聞いて有効だと思えばやってみるのも良いと思います。
但し広告代理店も商売ですので良い事を言ってきたり年間契約で1度契約すると最低1年間解約できない契約もあるのできちんと確認しましょう。
完全予約制のお店
私の知り合いのお店は場所があまり良くない。
お店の前を通って来店してくれるお客様を取りこめないという判断で、完全予約制のお店で営業を始めました。
オープンから1年後、完全予約制という事で話題になり今では3ヶ月後ではないと予約が取れないお店に成長していました。
1.完全予約制のお店メリット
完全予約制という話題作り、差別化しやすいです。
完全予約制ということで予約が無い日はお店を営業する必要がない。
よってお店のホームページや広告など他の事に集中出来ます。
場所があまり良くないという事で家賃が圧倒的に安い。
よって固定費を抑える事が出来ます。
さらに外装にほとんどお金をかける必要がなくその分内装や運転資金に回すことが可能です。
2.完全予約制のお店デメリット
オープンしてお店を知ってもらうまで耐える必要がある。
対策としてお店始める前にホームページなどユーチューブチャンネルなど作って見込み客を作っておけばオープン時に予約を取る事が可能です。
完全予約制ということで運転資金を今までの飲食店の2倍以上余裕を持って経営する必要があります。
イベントやオフ会で貸切
先ほどお伝えしたことをこつこつやりながらイベントやオフ会に使ってもらう方法をお伝えします。
完全予約制ということでお店は必ず空いている日や時間帯があると思いますのでその時間を使ってイベントや貸切。
ネットでオフ会を頻繁にやっている方を見つけて直接メッセージを送ってみましょう。
当店の強みも合わせてメッセージを送ればメッセージが返ってくる可能性が高まります。
私のお店は完全予約制のお店ではないのですが暇な曜日があるのでその日をイベントやオフ会をやっています。
イベントやオフ会に参加されてる方でイベントやオフ会を主催している方も多いので来てくれた方に話しかけて仲良くなり主催してくれる人を直接アプローチもしていました。
その結果、1ヶ月に1~2回位は貸切営業することが出来ました。
貸切営業すると1日で家賃半分位の売上を上げる事が可能です。
まとめ
2等地や3等地、地下や2F店舗は家賃が安い為、お店の料理原価を上げたり内容で差別化が必ず必要です。
ホットペッパーなど広告を打てば見てくれる方は沢山います。見てくれた方→”予約してみたい”や”行ってみたい”と思わせるお店作りにする必要があります。
場所が悪いと思ったらあえて完全予約制という戦略も有効。
完全予約制のお店は運転資金を2倍以上余裕をもって営業することをお勧めします。
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