前回の記事『儲かるバー「パブリックスタンド」の経営を勝手に分析してみた』の続きになります。
繋がりをコンセプトにしている儲かるバー、パブリックスタンドに必要な事は女性を集客することです。
よく女性が来ているお店にするとお店が流行る??という人がいますが、こちらの業態で成功させる為には女性が必須です。
逆に女性の集客が出来ない場合はパブリックスタンドの料金システムにしてもお客様は満足してくれないですし、一般的に質の良い女性の集客が出来ていればどんどん値上げも可能。
逆に女性は集まるのだけど男性が集まらないという場合は男性の料金を調整すれば問題ありません。
もちろんパブリックスタンドみたいなお店にしなくても、店員さんが皆女性のガールズバーや女性のお客様が多いお店は自然と男性のお客様が集まりやすくなりますし、単価も上げやすいです。
私のお店でも女性がいると男性の滞在時間が長くなり、飲む杯数がいつもより増えます。
そして男性が女性にごちそうしている場面もよくあります。
女性だけでは単価が上がりませんが、女性がいる事によって男性がお金を使うと思っていただけたらと思います。
ちなみに女性だけや女性グループのお客様は飲む杯数が少ない。
1杯だけで長々とお店に滞在する、回転率が下がるデメリットもあります。
話戻りますが、正統派のバー経営、カップルをメインターゲットにしている場合以外は女性を集める事が重要だと理解していただけたと思います。
今回は女性が集客しやすいポイントについてお伝えしていきます。
目次
外から店内が見える
以前は1人で飲みにいくという事に抵抗を感じる人が多かったのですが、今は一人飲みの女性が増えていると、メディアや雑誌で取り上げられいます。
メディアの情報は世の中の人たちを動かす力があるのでここ数年でだいぶ女性の1人飲みのお客様が増えてきました。
それでも私たちが1人で居酒屋やバーに入る時は勇気がいる。
私自身、行こうと思ったがいざお店の前まで来たがやっぱり止めようと思う時もあります。
そこで外から店内が見えるお店だったら多少なりとも安心して入りやすいと思います。
外観ももちろん大事になります。説明すると長くなるので今回は省略しますが、お店の外観を見て入ってみたいというお店です。
2人以上で入る場合に比べて1人で入る場合は抵抗が大きいと思っていただけたらと思います。
男女の割合
特に繋がりをコンセプトにしているお店は男女の割合が重要になっています。
例えば女性が1割で男性が9割の場合、女性の居心地が悪い、不安になる傾向があります。
先ほどお伝えしましたお店の外から男性が多い場合は女子が入る場合に抵抗が発生します。
男性も繋がりを目的にして来ている場合で女性が1割だとどうしても不満でリピートしなくなくなる可能性があります。
理想は半々ですが恐らく厳しいと思うので繋がりをコンセプトにしていうお店は平均して女性3割を割らないようにすることをお勧めします。
男女の割合を調整する手段として料金も重要になってきます。
女性を集めるのが重要ということであまりにも女性が集まりすぎたら、女性にも料金を発生させたり、男性の料金を下げたり、ある一定の条件を満たせば料金を半額にするというのも有効です。
ちなみに相席屋は女性無料となっていますが、パブリックスタンドは多少女性が支払うシステムになっています。
トイレを分ける、綺麗にする
男女のトイレは分けた方が良いです。
もちろんお店の大きさやお店の構造上、難しい場合もあるかと思います。
飲食店でトイレを綺麗にすることは基本ですので是非基本的な事は忠実に守る事をお勧めします。
トイレを綺麗に見せるコツとしてトイレを明るくしましょう。
トイレは汚い所というイメージのせいかトイレの照明を暗めにしてしまう傾向があります。
よって明るくすると汚れが目立ってしまう所は綺麗にすれば問題ありませんし努力で改善できます。
努力で綺麗に出来ないお店以外は照明を明るくして綺麗さをアピールしていきましょう。
トイレを綺麗にすると利用する方も綺麗に利用してくれます。
私のお店でも思い切って照明を明るくして綺麗さをアピールしたら以前に比べてトイレが汚れる割合が圧倒的に減りました。
綺麗なトイレの見本は人気店のお店を参考にしていただけたらと思います。
私のお店では芳香剤は一切使用していなく、お店閉店後に汚れをきちんと落として基本的にトイレの嫌な匂いは一切ありません。
ネットで安心なお店を伝える
今の時代、ホームページがないお店はありません。
男性をターゲットにしているお店でしたら、無料の食べログやレッティーだけでも問題ないかと思いますが、女性を集客したいや1人の女性客を集客したい場合はお金をかけてでもホームページ見てくれた女性が一度行ってみようと思うお店にしましょう。
知り合いの女性に来てもらう
あくまでも知り合いや友達の女性にお店を利用してもらうということです。
決してサクラの女性を使わないようにしましょう。
良い評判より悪い評判の方が広がりやすいですし、今の時代、拡散されるスピードがどんどん早くなっています。
知り合いの女性にお客様としてお店に利用してもらうのはサクラではありません。
実際にきちんと経営しているお店でしたら知人に紹介したり来てと言えるはずなのでお店の評価をしてもらうも含めて知り合いや友達の友達に来てもらいましょう。
フランチャイズ経営
どうしてもバー経営に自信がないという方はパブリックスタンドのフランチャイズもありますので加入して経営する方法もあります。
フランチャイズ経営については次回以降の記事でフランチャイズバーは儲かるのか?フランチャイズの批判が多い理由など含めてお伝えしていきます。
まとめ
バーで成功する方法としてお客様の女性やスタッフの女性を集める事が重要。
女性だけでは単価が上がずらい、女性がいる事によって男性がお金を使う事で売上を上げる事ができる。
繋がりをメインにする場合は男女の割合が大切。
トイレを綺麗にするのはどの業界でも必要な事。
特に女性を集客したい場合はネットで安心を伝える必要がある。
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