焼き鳥に関しての反応が多かったので今回はもう少し掘り下げた焼き鳥屋の開業についてお伝えしていきます。
以前に焼き鳥屋についての記事がありますのでまだ見ていないという方がいましたら一度ご覧になっていただけたらと思います。
≫焼き鳥屋を約8年間経営した私が成功するためにオープン前にチェックすべきノウハウを公開!
今回は実際に私が焼き鳥屋を8年経営していた時の経験を含めてお伝えしていきます。
結論を言いますと焼き鳥は日本のソウルフード、手軽に食べれて人気なので開業には向いています。
しかしきちんとコンセプトやターゲット、出店場所を定めないと成功するのは厳しいです。
なぜなら焼き鳥屋は日本全国に沢山の店舗があるからです。
なので当たり前ですが、普通に焼き鳥屋がオープンしてもお客様として来てくれる人が少ないのが現実です。
その理由として焼き鳥好きな方が多いのも事実ですが、その好きな方には今まで通っているお店がありますし、その通っているお店に満足していれば他のお店に行こうと思いません。
逆に少なからず不満がある場合は他のお店に一度行ってみようと思い、そこで他のお店より美味しかったり、雰囲気が良かったりサービスが良ければまたリピート、常連さんになってくれます。
なのでまずは今、日本全国を含めた、出店するエリア、商圏で既存の焼き鳥屋より良いお店、差別化やコンセプトをきちんと決めてお客様を呼べるか判断する必要があります。
そこで勝負出来ると思ったらはじめる。
12年前に私が焼き鳥屋をオープンした時もきちんと戦略を立ててオープンしました。
焼き鳥のメリットとしてビール、アルコールの相性がいいので、私自身、オフィス街で出店、サラリーマンをターゲットにして開業しました。
開業してたまたま運が良かったので1か月目から利益を出すことが出来ました。
私たちも仕事帰りに飲みに行くときに”安くて美味しい焼き鳥屋があるけど軽く行こう?”と言われたら焼き鳥は気軽だし好きだから行ってみたいと思う方が多いと思います。
そこで実際に焼き鳥屋としての満足度が高い鳥貴族がチェーン展開に成功して、鳥貴族のコンセプトに似たお店が沢山出来たりしています。
では今回は私たちが実際に焼き鳥屋を開業する時にやるべき事について実際の経験を含めてもう少し細かくお伝えしていきます。
目次
まずは焼き鳥屋で働く
焼き鳥屋を開業したいと思ったら、まず焼き鳥屋で働きましょう。
いきなり焼き鳥屋で働くという事は、今の仕事を辞めるリスクがあると思いますが、最近よくある、会社を辞めてすぐに起業するよりかはリスクが少ないです。
ここ近年、フリーランスや独立する人が増えてきている傾向がありますが、独立してすぐにお金を稼ぐ事は厳しいというのが多い傾向です。
フリーや独立したが思ったより仕事が取れない。
なぜなら今までは会社の信用があったから仕事を取れたがいざ自分ではじめてみると仕事が取れないという事です。
信用が無い場合は新しい会社でもお店でも最初はなかなか来てくれない事があります。
私たちも焼き鳥屋を含めた飲食店で働いていてこれだったら自分でも出来そう、儲かりそうと考えたり、雇われで働くより独立した方が良いと思いますが、実際は上手くいかない事がほとんど、3年で約7割閉店に追い込まれるのが現実です。
その理由に流行っているお店には普通に私たちが働いている時には見えない事が沢山あります。
そしてその繁盛店の経営者しか見えない、理解されずらい、分からない努力や戦略があるからです。
どういった戦略かというと私の今までの記事にも書いてありますのでまた見ていない方がいましたら一度ご覧になっていただけたらと思います。
私が言うのもなんですがなかなか理解されずらい内容、実際に開業してみないと分からない事が多いです。
例えば、テニスの錦織選手のエアケイを実際に見て学んでもすぐに打てるようになれないと同じく、実際やってみて少しずつ理解出来る、出来るようになるという感じです。
話戻りますが、焼き鳥の開業をしたいと思って、まずは働くという事はお金を稼ぎながら独立準備が出来るメリットがあります。
アルバイトでも働けば少なからず給料が入ってきますし、お金を稼ぎながら独立、開業出来きます。
そこで働いてみて自分には向いていると気づいたり、場合によっては向かないと分かったりもします。
最悪自分には向いてない、途中で諦めたとしてもその分の働いたお金を稼ぐ事が可能。
また前職に戻る事も可能ですし、自分には飲食店経営が向いていないと気づき新たにやりたい事を探す事が出来ます。
ちょっとプラスに考えすぎかもしれませんが、お金を貯めながら独立準備が出来る焼き鳥屋開業はほとんどリスクがないという考えです。
もちろん開業後には予め決めた予定売上に到達しないと厳しい現実が待っています。
なので焼き鳥屋を開業したいと思ったらまずは焼き鳥屋で働く事をお勧めします。
開業した事のない人のアドバイスは聞くべきではない?
焼き鳥屋や飲食店を開業したいと思って、周りの友達や知人に相談すると当たり前ですが”やめた方がいい、飲食業なんて儲からない”という答えが返ってくる場合がほとんどたと思います。
先ほどもお伝えしましたが実際に3年以内約7割廃業に追い込まれるというデータがありますので普通に考えたら”やめた方がいい”と伝えるのが普通です。
ましてや家族や仲のよい友達だったらなおさらやめた方がいいと言われてしまいます。
そもそも雇われでも今勤めている会社が10年後残っている確立が1割以下と総務省が発表しています。
だったら自分で開業する、自分で稼ぐ方法を学んだ方が安定するという考えもあります。
なので考え方を変えれば、3年以内のその生き残った3割に入れば、雇われでは考えられない給与やストレスがほとんどない状況を作る事が可能です。
私自身、開業して大きな損失を出した時期もありますが、利益を出したりして今に至るので開業して良かったと思っていますし、メリットが沢山あるからこれからも飲食店を経営し続けていこうと思っています。
人は経験した事が無い事に関してはやめた方が良いというバイアス、思い込みがあります。
私たちも実際にやった事が無い事に関しては、他人から聞かれえてもやめたほうがいいとつい言ってしまうと同じく、実際に焼き鳥屋で働いた事が無い方の意見を鵜呑みにするのはどうなのか?と考える必要があります。
人の意見というのは、ほとんどが周りやネットでそういった情報が流れたのを見てその情報があたかも正解、事実と思って言っているだけです。
働いてみると実際は違う、楽しいし利益が出しやすいと知る事も沢山あります。
焼き鳥屋の経営は儲かるという事も実際にあります。
先ほどの繰り返しになりますが実際に私の場合は22歳で焼き鳥屋をオープンして初月から利益を出すことが出来ました。
なのでまずは焼き鳥屋を開業したと思ったら焼き鳥屋で働いてみましょう。
焼き鳥屋は稼ぎながら独立出来る
では実際にどういったお店で働いた方がいいかと簡単にお伝えしますが、自分が開業したいと思ったお店の単価やコンセプトのお店で、しかも忙しい、繁盛しているお店で働きましょう。
開業したいお店のコンセプトに合ったお店を見つけてそこで求人を見つける必要がありますが、働きたいと思っているお店程、求人募集していない事が多いです。
働くと言っても正社員ではなくアルバイトでも十分です。
私自身、開業前(今から約12年程前)ですが飲食店を3店舗アルバイトで掛け持ちをして月間300時間位働きながら学んでお金を貯めました。
焼き鳥屋の開業を含めた飲食店経営は働きながらお金を稼ぐ事が出来るのですが、これから日本では大きく伸びない産業、よって飽和状態、レッドオーシャンを通り越したどす黒いと言ってもおかしくない業界、戦いが激しい業界ですが、お金を稼ぎながら学ぶ事が出来るのです。
最悪、焼き鳥屋で働きながら、自分には向いていないやちょっと開業するメリットはないと思って辞めても稼いだお金は残ります。
話戻りますが、働きたいと思ってるお店が求人募集してない場合はとりあえずはチェーン店の焼き鳥屋で働くだけでも学べます。
そのお店で働き、学びながら働きたいお店の求人が出てくるのを待てばよいのです。
チェーン店のお店でも串打ちしているお店もありますし、既に串に刺さっている状態を仕入れて焼くだけのお店もあります。
焼き鳥の焼きに関してはお店によってなかなか焼かしてくれないお店もありますが、チェーン店だとすぐに焼かしてくれます。
私自身、あるチェーン店では焼いている所と焼き色を見せてもらって”あとは実践あるのみ、焼いてみろ”という所もありました。
今の時代、外国人が焼き場で焼いているお店を見たことがあるかと思いますし、やる気次第ですぐに焼かしてくれます。
串打ち3年、焼き一生と言われていますが、まずは実際に焼いてみないと上手くなりません。
以上今回は焼き鳥屋を開業したいと思ったら、アルバイトでもいいので焼き鳥屋で働く事をお勧めという事でお伝えしま
した。次回は更に掘り下げて焼き鳥屋の開業について更に深くお伝えしていきます。
まとめ
焼き鳥屋を開業したいと思ったら、まずは働いてみる。
働くお店は自分が開業したいと思っているコンセプトのお店で働くべき。
そのコンセプトが決まっていない場合はとりあえず採用されやすいチェーン店の焼き鳥屋で働いてみる。
飲食業を含めた焼き鳥屋の開業はお金を貯めながら開業出来る、考え方を変えればリスクが低い業界ともいえる。
これからの人生、楽しく好きに働いて稼ぎたいと思ったらまずは行動すべき。
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