今回は儲かるバーについてお伝えしていきます。
もっと簡単に手っ取り早く儲けたいという質問が多いので飲食店経営12年目の私がお伝えしていきます。
私自身、上場企業の飲食店の株主として日ごろ情報収取しつつ居酒屋やバーを経営をしています。
どの業態が儲かっているか?
そして今後もチェーン店が参入しづらい分野、特に個人で力を発揮しやすい業種は何があるかと考えた結果、コンセプトバーをお勧めします。
コンセプトバーとは自分の好きなジャンル、得意な事をコンセプトにしたバーです。
例えば野球が好きなら野球に関する事を話したり情報交換できるお店。
野球好きの方以外はお断りします位の店がコンセプトバーです。店主が野球について熱く語るのも良いです。
自分の好きな事が出来るお店だったら毎日でも働きたい。
極端かもしれませんが趣味のように働く事が可能です。
なので自分の好きなジャンルのお店、コンセプトバーを経営すれば拘束時間が長くても問題ない。
予想した売上に届かなくても好きな事だから続ける事が出来る。
好きな事を行い続けいるからストレスがなくなる。
ストレスが無くなると無駄なお金を使う事が無くなる。
よって好きなジャンル、コンセプトバーを開業すれば、日々の仕事が好き、毎日でも働いてもいいという考え方になって、無駄な散財を無くせる。
仕事をし続けているから成果が出るのも時間の問題という考えです。
それでもさすがに何も考えず自分の好きなジャンル、コンセプトバーでお店オープンして全くお客様が来ないのは困る。
なので今回はコンセプトバーを少しでも早く利益を出せる方法についてもう少し細かくお伝えしていきます。
目次
コンセプトバーの魅力
料理の仕込みなどする必要がない。
飲食店経営や居酒屋経営で大変なのは料理の仕込みやお店営業中の調理。
そして終わった後の厨房全体の掃除。
厨房全体に油が飛んでいたり、コンロ周り、フライヤーなど厨房掃除が大変だと思います。
コンセプトバーは料理を目的ではなくそのお店のコンセプトを目的として来店してくれるので料理に力を入れる必要がない。
料理も頑張りたいと思っている方はそれでも構いませんが、それでは今までの飲食店と変わらない、差別化できません。
今までの料理に力を入れる時間をSNSやネットを使ってお店の情報を発信して集客するのです。
仕込みがないお店で客数が増えても、料理をメインに出しているお店に比べて圧倒的に楽、簡単に儲ける事が可能という考えです。
もちろん集客できるまでは利益は少ないかもしれませんが、今までの飲食店みたいに一所懸命に料理の仕込みをしたがお客様が全く来てくれなくて全て廃棄、残念な気持ちになってしまう事はなくなります。
コンセプトバーは料理に力を入れる時間を集客に力を入れて、お客様が増えても料理が無いから客数増えた分だけ儲かるという業態です。
お店はじめる前にコンセプトであるSNSフォロワーを増やす
コンセプトバーは儲かるとなんとなく分かった。
しかしさすがに自分が好きなジャンルですぐにお店オープンはちょっと…。
リスクがあると思った方はまずその好きなジャンルのSNSフォロワーを増やしましょう。
増やし方についてはその好きなジャンルの事をSNSで発信し続けるだけです。
好きなジャンルだと思うのでいくらでも発信出来ると思います。
逆に発信するネタが尽きたり無くなってしまってはそこまで好きではない可能性があります。
たまに好きな事と思っていたが、いざ続けてみると好きではなかったと気づく。
なのでまずはツイッターやインスタをどんどん発信したり、その集まりに参加をしてフォロワーを増やしたりして本当に好きなのか確認しましょう。
本当に好きだったら続けていく事も可能で、
フォロワーが1000人いるだけでお店はじめる時にそのフォロワーが来てくれる事もありますし、来てくれなくてもそのフォロワーが拡散してくれる、よって1000人→1万人に発信できることが可能です。
なのでまずはコンセプトバーをオープンしたいと思いましたら資金を貯めると同時にそのジャンルのフォロワーを増やしましょう。
その時にフォロワーが思ったより集まらなかったり、思っていた程、需要がなかったと気が付けば違うジャンルのコンセプトバーにすればいいです。
自分が好き、でもお客様は来てくれるのか?
先ほど自分の好きなジャンルをコンセプトにすれば良いとお伝えしましたが、あまりにもニッチな分野は止めましょう。
例えばちょっと極端ですが、飲食店などで使う”取り皿”が好きだから”取り皿バー”というお店。
確かに取り皿バーなんて日本はもちろん世界中に1店舗もない可能性があります。
しかし、取り皿に興味がある人はどれだけいるのか?そもそも取り皿を見ながらお酒を飲みたいのか?
取り皿でなくてもお皿について語りたい人がいるのか?
これでは自分が取り皿が好きでも来てくれるお客様はほとんどいないと思います。
マーケティングも大事ですがまずはやってみる事も必要
俯瞰してこの分野だったら需要があるのか?
飲食店や居酒屋経営する場合は基本的にマーケティングする必要があります。
例えば先ほどの野球をコンセプトにしたバーだと日本人が見るスポーツで野球を見る人は何人いるのか調べ、そこでそういうお店があったら行きたいか調べ、こういうサービスがあれば1度は必ず行ってみたいという戦略を立てたり考えるのです。
そうは言っても調べるのが面倒、そんな事調べても実際やってみると上手くいかないと思った方は上手くいくと思った事をまずやってみましょう。
野球でもはじめる前からちゃんと出来る人はいません。
それで上手く出来ないと言っているのと同じく野球で素振りをすると同じくまずはやってみる。
行い続けていれば必ず何かしらの反応があります。これは効果があったや、これは需要があるんだなと知る事が出来る。その結果マーケティング能力が高まります。
そもそも経営で絶対に成功する方法なんてないですし、どの経営者も日々改善をして成果を出しています。
将来の概ねの予想は出来ますが完全に当てる事は不可能です。
なのでまずはやってみましょう。
オープン後は情報を発信し続ける
先ほどコンセプトバーで料理の仕込みは無しにしてその空いた時間を使って情報発信し続けるとお伝えしました。
今の時代、何か発信すれば必ず誰かが見てくれます。
空いてる時間は常にお店の情報を発信していく必要があります。
自分の好きな事なのでいくらでも発信し続けることが出来ると思います。
人口が多い都市ではじめる
コンセプトバーで成功させる為には、人口密度が高い都市ではじめるべきです。
人の少ない田舎や地方ほど不利です。
人が直接お店に来店してもらう必要があるので、オフィスで人が集まる場所や住んでる人が多い方が有利と分かると思います。
逆に来店する必要がないビジネスたったら田舎でも問題ありません。
よって日本だったら東京23区内が有利と判断し、次に大阪や名古屋、他には政令指定都市が当てはまります。
お酒をメインにする
お酒と簡単な乾きものだけにすれば料理の仕込みだったり、食材保存するための冷蔵庫を用意する必要がなくなります。
お酒はビールを注いだり、グラスにお酒や氷を入れて割ったりして完成。
しかもお酒は物によりますがほとんどロスになる事はありません。
他にはお酒だとソフトドリンクに比べて提供する杯数が増えます。
生ビールは500mlのジョッキを4~5杯すぐに飲めるという人がいますが、水などソフトドリンクは1Lも飲めば限界と言う人が多い。
よって提供杯数に差が出て客単価が高めになります。
車社会の地域でお酒メインは厳しいと思いますが、先ほどお伝えした東京23区内なら電車移動が一般的なので、お酒メインにして少しでも単価を上げましょう。
自分の好きなことだから楽しく働ける
自分の好きな事だったら何時間でも出来るという人がいると同じく、働く時間が苦にならないということです。
そしてコンセプトバーに来てくれるお客様のそのコンセプトが好きだから来てくれるのであって同じ仲間。
なので話が合うと思いますし、会話もしやすいはずです。
お客様とそのコンセプトの内容を話しながらお酒を飲む。
そこに来ているお客様同士も仲良くなったりします。
そうは言ってもどんなお店をやればいいのか?実際はどんなコンセプトバーがあるのか知りたい方はこちらのサイトを参考にしただけたらと思います。
まとめ
自分は何が好きか知る必要がある。
その好きなジャンルで需要があるかマーケティングする。
SNSを使えばある程度、需要があるか調べる事が可能。
これからは好きな事で稼ぐ時代です。
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