今回は今の時代、居酒屋経営するなら無借金経営がお勧めという事で伝えしていきます。
正直、借金をするしないはどちらでもメリットデメリットがあるから両方正解と言いたい所ですが、恐らくこの記事を読んでくれる方はコツコツ稼ぎたい、短期間で大きく稼げたらそれはそれで嬉しいがまずは最低限稼げれば良いと思っている人が多いと思います。
なので今回は無借金経営がなぜお勧めかという事でお伝えしていきます。
そんな借金をしても怖くない、「俺は借金なんかどんだけ増えようが関係ない!!」と思っている方がこの記事を最後まで読めない。
そういう人はもう既に居酒屋を経営して挑戦しているはずです。
しかも今の時代、大きく儲けたい方は飲食業に向いていないです。
どちらかと言えばそういう方は違う業界にいって独立したりしているはずです。
よってこの記事を最後まで読む人は無借金経営の方が向いていると判断して、今回は無借金経営のメリットについてお伝えしていきます。
何度もお伝えしていますが人によって借金した方が良いという場合もあります。
目次
金利が安い所は借りるまで時間が掛かる
まずはじめにもし借金すると決めた人もさずがに消費者金融など金利が高い所でわざわざ借りる人はいないと思います。
とりあえず金利の安い銀行や日本政策金融公庫に行くはずです。
銀行や日本政策金融公庫からお金を借りようと思っても1か月位時間が掛かります。
書類を提出して、借りた経験のある方は分かると思いますが借りる時に「出店する場所が決まってからまた来てください」と言われます。
借りる側としては出店する場所が決まって申し込みをしたいがもし銀行からお金が出なかったらどうするのか?
出店したい場所を決めて銀行に行って1か月も経つとその場所も他の人に取られてしまったらまた一からやり直し…これって経営的にどうなのか?
条件の良い場所ほどすぐに決まってしまいます。
それを決まってから銀行に報告して審査。
この時点で飲食業は借金経営に向いていない?と判断できます。
だったらいい場所が見つかりすぐ手付金を支払う。そしてすぐ銀行。
それでもし銀行の審査が通らなかったらお金がないから契約出来ない。
よって手付金が無駄になる。
全て自己資金で出来れば
だったら最初から借り入れなんて考えないで自分の好きなタイミングで申し込みをして申し込みが通るまでにお店の戦略を練った方が上手くいく。
銀行が通らなかったらお店がオープン出来ないと不安に思いながらお店の戦略なんてなかなか練れないと思います。
そして借入をすると必ず待っているのが返済。
返済があるとないのでは損益分岐点に大きく差が出ます。
≫ 居酒屋1店舗目の家賃はいくら?私のお店を例にして損益分岐点お伝えします
毎月の10万円の返済があるとした場合、1か月全力で営業したが家賃など仕入を支払ったら15万円しか手元に残らなかった。
そこに10万円の返済があると5万円しか残らない。
借金せずに返済がなければ15万円残る。
5万円と15万円では日々のモチベーションにも影響します。
借金があると余裕が無くなる
他には借金があると人は焦って「お店の単価はもっと上げないといけない!!」や「こんな原価率では借金返せない、原価を抑えよう!!」と考えいつの間にか魅力的なメニューではない、どこにでもありそうなお店が出来あがる。
「1円でも儲ける為に、無駄なサービスはしない!!」ちょっと極端ですが借金が無ければそういう気持ちになる事が少なからず無くなる。
余裕があるから出てこないと思います。
借入の金利が安くても年利2%だった場合は500万円で金利だけで約10万円発生します。
お金を貯めてオープンすれはその金利10万円は払う必要がありません。
しかも借入の返済が遅れると金利の高い延滞金まで発生します。
延滞金は絶対払いたくないから何が何でも…。
という感じでこういう焦って経営して上手くいくとは思いません。
自信が無ければコツコツ経営
コツコツと稼ぎたい方は雇われでコツコツと貯めてその貯まったお金でオープンすればいいのです。
雇われている時間も日々勉強です。
お金も稼げて勉強も出来る場所を上手く活用して目標金額を貯めてそれではじめて自分のお店を持つ計画を立てましょう。
私もそうですが、不器用で臆病の人は借金を背負って居酒屋を経営する方法は向かないと思っています。
借金の返済に行き詰まりそうになると夜もゆっくり眠れない。焦って判断をミスってしまう。
実際心理学的にもある一定のお金の余裕、貯金がある方がビジネスで余裕をもって経営出来と言われています。
是非参考にしていただけたらと思います。
切り札の消費者金融やビジネスローン
最後に1つ、これは余裕を持つことも含めて借金はしないと決めてもどうしてもビジネスをしていると急にお金が必要になることがあったりします。
なので急にお金が必要になってすぐ返せる見込みがある対策方法。
消費者金融などのビジネスローンのカードを作っておくという方法です。
例えば100万円借りて年利10%でも1週間で返済すれば金利2,000円も掛かりません。
しかも1週間金利掛からないという所もありますので万が一の保険で準備しておく方法も心の余裕をもつという事ではお勧めです。
間違っても頻繁に利用して高い金利を払う事がないようにしましょう。
まとめ
今の時代、コツコツお金を貯めて学び、無借金、小資本で居酒屋経営がよい。
金利が安い所は借りるまで1か月は掛かる。
人によりますが借金があると余裕がなくなる。
切り札で消費者金融やビジネスローンのカード位は作っておくべき。
コメントを残す