会話は原価0円!コミュニケーション能力で繁盛出来る居酒屋経営

今回は接客で大事な会話についてお伝えしていきます。

ちなみに個人居酒屋で原価を掛けないで一番効果がある方法は会話、コミュニケーションだと思います。

 

今回は会話について3つの定義に分けて説明していこうと思います。

1つ目が雑談。初めてお会いする方は雑談から始めましょう。

2つ目が対話。雑談をしてお客様と少しずつ仲良くなっていくとお互いの思い、考え方を伝える対話になると思います。

3つ目が議論。議論は飲みに来てくれるお客様やお酒の席では控えた方がよいです。

たまにお客様同士の言い争いや、お店側とお客様同士の言い争いに発展する原因が議論をしてしまっているからです。

雑談や対話で言い争いになる事はまずありえませんし、いつの間にか議論になってしまい、言い争いになっているのです。

 

今回はこの3つを上手く活用出来る人が、一般的に会話が上手いやお客様を掴むのが上手いに当てはまります。

お客様の話したい内容に合わせていく事、場合によってはこちらから話し、場合によって聞きに徹する。

この3つを理解することによって人間関係が上手く行きやすくもなります。

知らない人でも仲良くなりやすい。

 

居酒屋経営ではじめて来店するお客様も多いかと思いますが仲良くなればまた来てくれる可能性が高まる、更には売上向上に繋がります。

友達が欲しいがなかなか出来ないという人にも有効な戦略です。

 

今回はこの3つの使い方を居酒屋経営に当てはめてお伝えしていきます。

ちなみに会話をウリにしているガールズバーやキャバクラ、ホストクラブでも知っていて損ではないので是非活用していただけたらと思います。

雑談

雑談は、特にテーマを定めず、気楽に会話することです。

会話でもあまり重要ではない事柄を話し合う。

お互いの親睦を深める行為で、当り障りの無い内容を話したり、謙遜して話す事も有効です。

冗談やユーモアなど話したり、感情的しこりを残さないよう配慮された内容で一般的に、とりとめのない話である事が多い話が雑談です。

 

例えばはじめて来てくれた居酒屋のお客様には「いらっしゃいませ」からはじまり、飲み物を聞いて提供して料理を提供する間に「はじまして」とこちらから挨拶をしたり、「今日は寒いですね」と言うのは雑談になります。

初めて来てくれたお客様の雑談ポイントは相手の反応を見ながら話す内容や声のトーン、大きさを調整したり、会話をしたくなさそうでしたらこれ以上話さない事も重要です。

 

特に料理をほとんど提供しないお店、正統派のバー。

特にガールズバー、キャバクラ、ホストクラブではお客様は楽しい会話を求めているのでまずは先ほどお伝えしました雑談に徹しましょう。

私も付き合いでガールズバーやキャバクラに行きますがあまり楽しいと思いえない事が多々あります。

 

私の知人も言いますがガールズバーやキャバクラに言って「こちらが気を使って話さないといけないからつまらない」という意見。

私もこの意見には全く同じでこちら側(お客様)が気を使って話さないと会話が成り立たないとう事が発生しているのです。

恐らく会話で大事な事は相手に話させるという教えがあるからだと思います。

話す割合としてお店側が2割、お客様が8割が良いバランスという教え。

 

なのでガールズバーやキャバクラに行っても女性たちが大体聞いてくる質問、「どこから来たのですが?」や「何のお仕事されているのですか?」。

それを私たちお客として行った方が答える。

質問を繰り返えせばお店側が2割話してお客様が8割話すという割合に落ち着くと思いますが、実際は先ほど利用者のお客様の不満「こちらが気を使って話さないといけない」になってしまっているのです。

 

何が言いたいかというと、私たちがお客様の立場ではじめて行くお店、はじめて会った方で知らない方にはこちらの話をしたいと思いますか?

たまに例外で知らない人にもどんどん話す方もいますが、ほとんどの人はまず相手の事を知ってから徐々に話していくと思います。

知らない人でもどんどん自分の事を話してくれる人は短時間でも仲良くなる事ないですか?

なので私たち居酒屋やガールズバーやキャバクラで働いている人はまずは自分から話す

自分は何者なのか?何が好きなのか?出来れば短時間でその人の服装や体系、雰囲気、話し方で共通と思われる所を狙って話す。

 

そこでお互いの共通点をヒットし続ければ、自然と相手がこちらの事に興味を持ってどんどん話してくれます。

そこまでくれば後は2割話して、8割聞くで上手くいきます。

細かい所を説明すると長くなりそうなのでだいぶ簡単には説明しましたが是非参考にして雑談していただけたらと思います。

対話

私たちがお客様と話す時は雑談からと先ほどお伝えしまいたが、雑談より内容が深くなる話が対話だと思っていただけたらと思います。

リピーターのお客様や常連のお客様には有効な会話が対話に当てはまります。

 

私自身、雑談と対話、議論の違いが分からなかった時はどうしても人間関係でギクシャクする事がありました。

相手はたわいもない雑談をしてきているのに私は対話で話しはじめる。

それでは相手も「そういう話ではないんだよな」と思ってどんどん話さなくなったり、場の空気が悪くなる。

空気読めないという言葉がある理由の1つに「雑談したいのに対話になってしまっている」や「対話しているのに雑談になっている」ということがあります。

 

後輩が私に「雑談苦手ですね」と教えてくれた事がきっかけで改めて会話、日本語の勉強するようになりました。

今ではこの場面では雑談、この状況では対話を話た方が人間関係を含めたお客様と楽しく会話が出来ます。

そしてお客様に満足してもらいまたお店にリピートしてもらう確率を高める事が出来ました。

 

話戻りますが対話はある問題や考えに対して自由に意見を出し合い、お互いに理解を深めていく方法です。

雑談も対話も情報交換のようなものなので、勝敗はありません。

特に男性は勝敗が好きな生き物なので対話しているのに議論や討論に話が進むことが多いです。

 

「私はこう思うがあなたはどう思いますか?」とお互いの意見を自由にだして相手の意見を理解することです。

たまに対話中に否定されたと勘違いをして最後お伝えする議論になったり討論になって言い争いになったりします。

どうしても人間、自分の意見以外の事を聞いたら否定されたと思って熱くなっていまう事があります。

私も今でもたまにあるので反省しますし、今話している事は対話だから相手の話を理解しようと切り替えています。

 

ちなみに人によって差がありますが、対話が全く出来ない人がいます。

そういう方には雑談だけをすることをお勧めします。

対話した瞬間に議論や討論になってしまうからです。

なので飲みの席、居酒屋やガールズバーやキャバクラでは雑談をメインで対話までにしましょう。

 

対話から話が大きくなり勘違いや議論や討論に発展してしまうことはよくあります。

議論をしてしまうから飲みに来ているお客様同士が突然言い争いになってしまったり、お店スタッフとお客様もギクシャクすることがあります。

お客様で雑談や対話を理解していない、ごっちゃになって話してくる事があるかと思いますが、私たちお店側の人間でしたらお客様に合わして雑談か対話が理解、判断して相手に合わしたり、場合によっては議論に発展しそうだったら話を戻す方向、雑談や対話に戻すべきです。

リピーターのお客様や常連のお客様には有効な会話が対話に当てはまります。

議論

議論とは結論を出すための話です。

様々意見を交換し合い時に激しくぶつかり合ったりします。

私たちが居酒屋やガールズバー、キャバクラで働くときにお客様と議論すべきでないと思っています。

 

ではどういった時に必要かというと職場や夫婦生活でどうしても決めないといけない事に対しては議論は必要不可欠です。

こちらは雑談や対話で話しているのにたまにお客様が議論で「おれの意見が正しい‼」と言ってくる方がいると思いますが、基本的に反論する事はお勧めしません。

「そうですね」や「そういう考え方があるのですね」や「勉強になります」と言葉を濁す位で問題ありません。

 

私たち居酒屋やガールズバー、キャバクラで働いている時のお客様との関係で議論は必要ありません。

雑談を話つつ、場合によって対話をするだけでお客様は満足して再度リピートしてくれます。

まとめ

会話は原価0円、個人居酒屋経営でお金を掛けないで一番効果がある方法は会話。

はじめましてのお客様にはこちらから自己紹介や相手の興味がありそうな話をする。

話す順番としてまずは雑談、たわいもない会話をしてお互いの共通点を見つける。

お客様と話すときは雑談と対話の繰り返し。議論に発展しそうになったら雑談や対話に戻す、お店側が会話をコントロールする。

私たちお店の人間と飲みに来ているお客様の関係で議論は必要ない。

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