今回の質問内容ですが
成果目標:ノウハウを学び実践することで、売上を徐々に伸ばし利益を出す事で更なる店舗展開を目指します。
お悩み:どのような形態のお店でも実践できるのか、実践することでチープなイメージをお客様に与えないか。
という質問内容を頂きました。
店舗展開のアドバイスの記事が3つありますので是非参考にして頂けたらと思います。
チェーン展開で年収1億も夢ではない?チェーン展開のメリット・デメリット
飲食店で人材を育成し長期的に確保する次世代型の具体的な方法とメニューの開発について
私が10年以上居酒屋経営出来た理由として質問者の方と同じくノウハウを学び実践し続けていたからです。
これはどの業界でも当たり前にやっている経営の基本、PDCAサイクルを回す事です。
Plan(計画)→ Do(実行)→ Check(評価)→ Act(改善)の 4段階を繰り返すことによって、売上を徐々に伸ばし利益を出す事ことが出来るということです。
ちなみに4つのうちの1つでも欠けると成果が出にくくなります。
例えば月間5%の売上アップの計画を立て、立てた計画を実行しました。
実行したことにより1%売上が上がった。
ではなぜ5%と計画立てたのに1%しか上がらなかったのか改善をしなかった場合はいつまで経っても1%しか売上が上がらない。
では来月こそは5%上がる計画を改善したら1%から2%に改善した。
では再来月も改善…繰り返しです。
改善を入れないといつまで経っても計画した通りの結果が出ない。
よって1つでも欠けると成果が出にくくなります。
では今回はPDCAサイクルを回す理由と店舗展開しやすいメニューについてお伝えしていきます。
目次
PDCAサイクルを回す理由
日常でも当たり前に考えて、行動、気づき、反省する事が出来るようになる為です。
これは人間生きていく為に必要な能力であって出来きている人は成果を出して、出来ていない人は成果が出ないという、もちろんたまたま成果が出て成功し上手くいく方もいますが長続きはしません。
以前は成功していたが今は…という人がいませんか?
そういう方はたまたま運がよく成果が出ただけです。
考えてみて下さい。PDCAサイクルを回し続けている人が成功、成果が出ない訳がありません。
必ず成功出来ます。これがPDCAサイクルを回す理由です。
1.Plan(計画)
まずは目標を設定し、計画を作成する段階のことです。
まず、解決したい問題、飲食店だったら売上を上げる計画。今月は先月より5%売上UPを目指すなど。
そして、目標における情報を収集し、解決策を考え、計画を立てていきます。
ここまでが計画の段階です。
2.Do(実行)
計画を実際にやってみる段階のことです。
お客様に笑顔で接客や、ファーストドリンクはすぐに出すなど、少しずつ試してみてください。
試す際にはその方法が有効だったか無効だったかも記録しましょう。次の階段で使えます。
計画の段階で立てた計画を実行するときには、最初から計画を完全に実行するのではなく、あくまでテストをしながら少しずつ実践しましょう。
3.Check(評価)
評価とは、計画に沿って実行出来ていたのかを評価する段階のことです。
この段階で試してみた解決策の結果、計画の時の予想と比較して分析し、解決策が有効かどうかを評価します。
例えばお客様に笑顔で接客したことによってお客様から褒められた。
よって有効と評価するなど。
4. Act(改善)
改善とは実施結果を検討し、業務の改善を行う段階のことです。
計画し、実行してテストをした結果を評価し、改善します。
ここまで見てPDCAサイクルなんて知っている。ちゃんと回してやっていますと言う方で成果が出ていないとよく聞きますが、回している数が圧倒的に少ないから成果が出ないです。
人生全てにおいて回し続ける必要があります。
このPDCAを回し続ける習慣ができれば上記でお伝えした通り成果が出ない訳がありません。
必ず売上を徐々に伸ばし利益を出す事で更なる店舗展開来ます。
改善が終了した時点をまた新たにベースラインとして、より良い解決策を探し回し続けてください。
顕在意識(意識)ではなく潜在意識(無意識)自然に出来るようになれば必ず成果がでます。
店舗展開しやすいメニュー
基本的にどのような形態のお店でも実践し、店舗展開は出来ますが市場占有率を考える事が大事です。
市場占有率とは飲食業の市場全体の中で、ある企業の商品やサービスがどれくらいの割合を占めているかを示す比率です。
簡単に説明しますと人が好きなメニューは決まっていて、その好きなメニューを提供すれば食べてくれる方が多い。
よってチェーン展開しやすいメニューがハンバーガー、カレー、コーヒー、牛丼、ステーキ、ハンバーグ、ピザ、パスタ、ラーメン、うどん、そば、などがあります。
マクドナルド創業者レイクロックが戦略的に市場占有率を考えてたから今では世界に3万店のお店が出来たのです。
よって市場占有率が低い商品は店舗展開に不利だということが分かります。
例えばお茶漬けを売っているお店の店舗展開がほとんど出来ていないのはそもそもお茶漬けを食べたいという人が少ない。
もっと言いますとお茶漬けを1度食べてもまた食べたいという事にならないからです。
よって店舗展開しやすいメニューとは人の好きなメニューにして、中毒性があり、更に飽きないメニュー作りにすれば店舗展開出来ます。
そして質問にありましたチープにならない方法ですか店舗展開しているお店ではじめからきちんと内装もしっかりしていてメニューも完璧という所はほとんどありません。
これは先ほどお伝えしましたPDCAサイクルを回して日々改善する位の気持ちでチープさをなくしていけば良いと思います。
大型チェーン居酒屋のワタミもはじめた時はつぼ八のFC。つぼ八で学びワタミが誕生しました。
鳥貴族も創業当時は均一のメニューではなく、均一にしたら凄く売れるようになったと同じでまずはやってみて日々改善していくことをお勧めします。
まとめ
ノウハウを学び実践することで、売上を徐々に伸ばし利益を出すことが出来る。その為にPDCAサイクルを回し続ける。
普段の私生活でもPDCAサイクルを意識することによって無意識で出来るようになる。
無意識でPDCAサイクルを回していると自然に成果が出ます。
意識(顕在意識)と無意識(潜在意識)について学ぶ事をお勧めします。
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