一度来てくれたお客様が再度来てくれる割合は約10%という統計があり、更にその10%のお客様が再度来てくれる割合は20%と言われています。
ここでは常連客という事を5回以上来店してくれている方は常連客としていきます。
なぜお客様はまたお店に来てくれるのか?
その理由の一つにお客様が喜んで満足してくれたからまた来たいと思い常連客になってくれます。
今回はお客様をいかに喜ばせ常連客になってもらう、常連客になりたいというお客様を掴む方法を6つお伝えします。
目次
全てのお客様を常連客にしようとしない
人それぞれ好きな人やタイプが分かれるようにお客様も好きなお店、居酒屋などがあります。
来てくれたお客様全て常連さんになってもらいたい気持ちも分かりますがここはあえてこちらがお客様を選ぶ位の気持ちで営業しましょう。
そのためにもまずは当店の強みが何なのかを決める。
決まればその強みを活かす営業。
そして最後に発信する。
ツイッター、インスタ、は自分で発信出来ますし、グルメサイトで発信するすることが可能です。
そうすれば少なからず当店に合ったお客様が来店してくれます。
10人来てくれて2人リピートしてくれるだけでも十分成功です。
あとは来店客数を増やせば自然に常連さんも増えてきます。
お店の強みを押しつける
お店には少なからずおすすめメニュー、お客様に食べてもらいたい商品があると思います。
先ほどお伝えしましたお店の強みをここではあえて押しつけてみる、お客様にお勧めしましょう。
勧め方は”当店一番人気メニュー○○はいかがでしょうか?”とお勧めする。
お勧めする以上は他では食べれないメニューや原価をかけているなどお客様が注文してよかったなと思えるメニューにする必要があります。
お勧めした商品がどこにでもあるメニューだったり、お得感が無い場合は、逆効果になるので気を付けて下さい。
お客様が喜んでくれるメニューのみ押しつけましょう。
他のお店がやっていないことをする
他のお店がやってないこと、よってお店の差別化になります。
なぜ差別化が必要になるかというと飲食店を含めた居酒屋は沢山あり、お客様がお店を選ぶ時に選ばれるお店にする為に差別化が必要です。
もしあなたが今から飲食店や居酒屋に行くとします。
今日は肉とお酒が飲みに行きたいと思い、いつもの友達と相談しておしゃれなお店よりコストパフォーマンスの良いお店に行こうと提案しお互い納得して決めて行きます。
そこでいつもの友達ではなく今回はデートで利用する場合はまた違うお店、ちょっとオシャレでゆっくりできるお店に行こうと決めるはずです。
人それぞれ今日はこのお店に行きたい時、気分が必ずあります。
そこでその気分になった時、あなたのお店が当てはまればまた来てくれて常連客になってくれるということです。
なので1ヶ月に1回利用してくれる常連さんもいたり、毎週来てくれる常連さんもいます。
話戻りますが他のお店がやっていないことを実行することによってお客様が当店を選びやすくなり、一度行ってみたいと思う。
そして印象に残ってもう一度行きたい、常連客になりたいということになります。
接客スタイルは変えない
この前、お店に行った時の店員さんの接客がよかった。
人それぞれ好みの人がいると同じで好きな接客スタイルがあります。
例えば見た目は怖そうだけど話してみると凄くフレンドリーで料理も1つ1つ説明してくれる。
その店員さんが勧めた料理は全て美味しい。またそのお店に行きたいなと思います。
先ほどお伝えしましたが全てのお客様に満足してもらおうという気持ちを捨てることが大切です。
例を上げるなら人気芸能人にはファンが沢山いますが、その逆でアンチの方も必ずいます。
沢山のお客様に接してあなたの接客スタイルを貫けば必ずあなたのファンが出来ます。
そこでもし接客スタイルが日に日に変わってしまってはお客様もまた来てくれた時に迷ってしまいます。
面白いお話が得意なお笑い芸人がある日突然ジャニーズ系に転身。
あまりしゃべらず見た目重視に変わったらどう思いますか?少なからずファンの人は減ってしまうはずです。
なので接客スタイルは変えないことが大事です。
料理はあえて固定
料理を固定することによって毎回仕込み時間や質が高まってきます。
さらにスタッフに料理を教える時も毎回同じということで手間も省けます。
よく定期的にメニューを変える必要があるという意見や常連さんがメニューに飽きてしまうということを聞きますが先ほどお伝えした通り、飲食店を含めた居酒屋は周り近所に沢山あるのでお客様が今日の気分で行くお店を決めています。
例えば鮮魚をウリにしているお店が肉も食べたいというお客様の要望があったとした場合はあえて断る。
そこで他のお店に負けない美味しいお肉で価格も安い商品を提供出来る自信があるのでしたらやっても構いません。
これも特別ですが毎日来てくれるお客様がいる場合にはその要望に答えても良いかもしれません。
ということで料理はあえて固定することによって常連さんも安心していつもの美味しい料理を食べる事が出来て常連客になってくれます。
お客様の要望で無理して他のメニューを初めてしまい既存のおすすめ料理が疎かになってしまっては本末転倒です。
なので料理はあえて固定しましょう。
5回以上来てくれたお客様には
例えば会員カードを発行してご来店時には料理1品サービス。
誕生日月にはボトル1本サー日など。
このサービスの大事な所としては5回以上来てくれたお客様のみにサービスするということです。
会員カードを発行するのが面倒な場合はお店専用のツイッターやフェイスブックページ、ライン@、を活用する。加入条件は5回以上来店された方のみ繋がれるようにすればよいのです。
新規のお客様でクーポンを使う方で再度リピートするお客様は残念ながらほとんどいません。
飲食店で働いたことがある方なら分かると思います。
どうせ還元するのなら常連客になってくれた方に還元したいと思いませんか?
先ほどお伝えした内容の差別化にも当てはまりますが、ホームページ見てくれて1杯サービスというのはどこのお店もやっている為、どうしてもスルーされてしまいます。
そもそも5回以上リピートしてくれたお客様はもうそのお店のファンになってる可能性が高いので更にそのお店の常連客になってくれる可能性が高まります。
まとめ
人それぞれ好きな人やタイプが分かれるように全てのお客様を常連客にしようとしない。
お店の強みを押しつける。その為にもお客様が喜んでくれるメニューを開発する。
接客スタイルが日に日に変わってしまってはお客様も迷ってしまう為、接客スタイルは変えない。
安定した商品を出し続ける為に料理はあえて固定する。
新規のお客様にサービスするのではなくあえて5回以上来てくれたお客様にサービスを手厚くしたり還元することによって常連客を増やすことが出来ます。
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