少ない資金で飲食店を開業したい人は多いと思います。
そんなときは居抜物件を使うと非常に安く開業できますが、もちろんデメリットもあります。
そういったメリット・デメリットについてまとめました。
目次
居抜き物件を使うときのメリット
メリットは安く開業できるということです。
注意点としては居抜き物件の取得費用が高い物件は基本的には交渉が必要です。
なぜなら居抜き物件の厨房器具や水回り、トイレなど故障していた場合は自分で修理もしくは新しくしないといけないからです。
使えるかどうかは保証してくれないという契約がほとんどです。
どうしても金額が安くならない場合でこの場所でやりたい場合は今の使える状態を保証してもらうことを交渉することをおすすめします。
よって居抜き物件の造作譲渡金が明らかに高い場合は契約しないことをおすすめします。
良い状態の居抜き物件を取得できれば開業資金を半分以下に抑える事が可能です。
10坪約1000万掛るところ、約300万円で開業出来た。
更に場所を借りて内装工事を入れる必要がないため、スケルトンから開業するまでは1~2ヶ月改装期間で家賃を払う必要がないのですが、場所を借りてすぐにオープンすれば1~2ヶ月の家賃を浮かすことができます。
居抜き物件は安く開業できるメリットがあるが当然デメリットもある
安く開業する物件を例にあげます。
お店の状態が良い場合。
前の方が綺麗に使っていたり、開業して半年以内でほとんど改装しなくてもすぐにオープン出来る場合。
そして造作譲渡金が0円。
最後に家賃など初期費用が安い。
こういった条件が揃えば当然メリットがあります。
逆にお店の状態が良くなくて、そこそこ改装が必要な状態で造作譲渡金が発生する場合は当然デメリットになります。
そこを調査した上で造作譲渡金を支払ったり交渉する必要性があります。
居抜き物件の注意点1
前のオーナー(現在の借りているテナント)から居抜状態の説明を受ける場合は、良い所を沢山言ってくると思います。
理由として今借りているオーナーは1日でも早く明け渡したいため、良いことを言って悪いことは隠す傾向があります。
この場所は良いや売上はOO万円上がるから良いなど正確な情報ではない可能性があると思って話しを聞きましょう。
居抜き物件の注意点2
安く開業出来ない居抜き(そこそこ内装工事が必要な物件)や家賃が相場より高い物件はよく考えて契約しましょう。
居抜物件の最大のメリットは安く開業し利益を大きく上げるということなので、メリットを生かせない場合は焦らず他の物件を探しましょう。
居抜き物件の注意点3
電気、水道、ガスなどの支払い方やリース品などがないか確認しましょう。
建物が古い物件だど電気や水道が別請求で著しく高い場合があるので契約前に大体いくら位なのか確認しましょう。
そしてリース品がある場合は契約を引き継がないといけないのか解約できるのか。
解約でき違約金が発生しないのでしたら問題ありませんが、そうでない場合はきちんと確認しましょう。
でもやっぱり安くリスクを減らすなら居抜き
居酒屋経営は普通にやれば初期費用が凄く掛る業界なので初期投資を回収できずに閉店に追い込まれる場合が多いです。
安く開業できれば万が一失敗しても後戻りができる。
よって居抜き物件がある場合は活用することをお勧めします。
まとめ
・居酒屋開業する方は居抜き物件のメリットを最大限活かして安く開業出来ます。
・居抜き開業は安く費用対効果が高い物件を探す、見つける必要がある。よってじっくり探したり調査する必要がある
・居抜き物件を取得するために近隣の相場を知る必要がある。
・居抜き物件でも最終的に高くつく場合があることもあるので注意が必要。
・不動産屋など前オーナーに煽られて焦って契約しない。
・居抜き物件で安くお店をオープンし、利益を出すことが大事
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