居酒屋の「個室」のメリットデメリット

居酒屋の内装を考えている経営者で、個室の導入を考えている方はたくさんいると思います。

以前の大型チェーン店は個室を作っている傾向がありました。

今は個室のお店が減ってきている傾向です。

 

しかし、大手が個室をやらないからいらないというわけではありません。

個室導入のメリット・デメリットについて考えてみました。

個室導入のデメリット

まずデメリットからですが、個室の最大のデメリットは、お客様が長く滞在し回転率が悪くなることです。

次に、個室を導入するためには自然と場所を取る必要がでてきます。

個室は、客数を取りづらくし、その結果、個室の居酒屋が徐々に減り半個室という居酒屋が残っている状況です。

 

では個室は必要ないのか??と思いがちですがあえて個室専門のお店にするというのもよいです。

個室導入のメリット

  • 大事な話をしたい場合や他の人の声や視線を気にしたくない人
  • 宴会をするとき
  • デートで2人きりを味わいたい
  • 芸能人や有名人のように周りの視線を気にする

個室利用のお客様を掴みたいというお店のコンセプトでしたら是非検討してみる価値があります。

どうせやるのなら完全個室、予約なしのお客様はお断り位にしたほうがインパクトありますね。

そしてお金持ちの方が沢山住んでいる場所でお店を出店した方がうまくいく可能性があります。

 

例えば当店は予約のみご来店可能にして、高級な料理や上質なお酒を提供するなど。

都内でも予約のみのお客様を相手にしているお店で経営が成り立つお店もあります。

その場合はもちろんお店の大きさもきちんと戦略的に考える必要があります。

個室ブームで単価がそこまで高くない居酒屋が増えましたが、今は単価を上げた居酒屋にする必要があります。

個室を導入出来る店舗の大きさ

どんなに小さくても最低20坪以上の大きさが必要になると思います。

仕切りを作ったり、調理場と客席をきちんと分ける必要性があるためです。

個室を作ることによって客数が取りにくくなる、よって単価UPが必要になります。

まずはお店のコンセプトをはっきり決める

例えば会食や特別な日に利用してもらいたいと決めた場合。

そういう方はほとんど予約をして利用するため、あえて予約なしのお客様は断るようにする。

会食や接待なのでこの地域では一番高いという値段設定にすれば自然とおもてなしをしたい方と食事をしたい時に当店が選ばれやすくなる。

そのためには内装にお金をかける必要もありますし高度や調理技術も必要になるかと思います。

まとめ

個室の居酒屋をやりたいという方は今まで1つの料理(和洋中)を10年以上修業し高級店で働いていた方で、この地域で一番贅沢な時別な時間を提供したいという気持ちがある方は個室にするメリットがあります。

 

高級店で働いてきて、料理には自信がある。

1日3組限定のお店など話題作り。

内装にもとことんこだわりたいという方は是非挑戦してみてはどうでしょうか??

差別化できてテレビ、雑誌など話題になり予約殺到し、3ヶ月後まで予約の取れないお店になり大繁盛する可能性があります。

 

是非自分がやりたいお店をきちんと決めて個室が有効だと思ったら取りいれることも考えてみましょう。

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